Passion for Anonymity

小和田氏の卒寿記念に教え子たちが恩師を語った本が出ました。
麻生太郎さんが「ヘンな褒め方した」上川外務大臣も教え子だったそうで、早速、本を買ってみました。

皇后陛下の父君という観点をさぐるには、小和田氏の国際関係論は難しく、門外漢の私は積ん読くらいしか仕方ないのですが、この本は、小和田氏のお人柄がよくわかる内容です。

優美子夫人についてもチラリと(本当にチラリとなんですが)出てきます。
このご両親の薫陶を受け、雅子さまは皇后陛下になるべくしてなられた、天皇陛下がご自分の未来を託されたわけが、そして現在ご立派に成人された敬宮さまが、日本国憲法下の最初の女性天皇となられる道筋がよりはっきりしてきたと思います。


Passion for Anonymity
(自分にとって大切だと信じる仕事を黙々とやり遂げる心意気)


 これは小和田恒氏の信条の一つなのだそうです。


passiomを〝心意気〟と訳された教え子さんは、ご自分のことには寡黙であられる恩師小和田先生の全き理解者でもあるのでしょう。


「はじめに」と「教え子による座談会」の部分を載せました。

学び舎の小和田先生 1~3

https://bookroom.side-story.net/Entry/272/


Comment

本日…
  • 大和三山
  • 2024-04-29 23:02
  • edit
春の叙勲が発表されました。

雅子皇后陛下の実父でなかったら、叙勲されていてもおかしくない方です。

朝日新聞社の岩井なんとかと同姓同名の方も、叙勲されていました。

岩井なんとかと真逆の御仕事に就かれていたみたいです。

岩井なんとかと同姓同名の方々は、さぞかし辛いことだらけだったと思います。

小和田氏にとって、教え子方々の作り上げた本が、叙勲と同等のものでしょうね。

末長く御元気でと、願うばかりです。

皇女敬宮愛子内親王殿下の立太子・御成婚・御即位を見届けてほしい。

無駄に長生きな正田夫婦【明仁・美智子】より、長生きして頂きたい。

そう願う、昭和天皇陛下誕生日の夜でした。
棺の蓋をしてから。
  • 射手座
  • 2024-04-30 17:21
  • edit
小和田恒氏は長女が東宮妃となって
社会的にずいぶん損をされましたね。
正論を述べる論客だったせいもあるでしょうが。
しかし、この方の血が敬宮さまを生んだ。
棺の蓋をしてから評価される人物でしょう。
上川大臣はどう思っているのか?
  • 手白香
  • 2024-05-01 11:53
  • edit
>麻生太郎さんが「ヘンな褒め方した」上川外務大臣も教え子だったそうで、早速、本を買ってみました。

書庫のコメントにも書きましたけど、上川外務大臣はこの本の座談会で、興味深いことを色々と語っています。

座談会の中で上川氏は、学生時代に小和田氏に「外交官のやりがい」について尋ねた時の回答の意味について真に実感出来たのは、この本の出版企画が持ち上がった時だったとか。
(“まさに半世紀ぶりに実感”いう感じだったらしい)

また上川氏は、夫人のことはもちろん、幼かった3人のお嬢様(もちろんご長女は皇后陛下です)とお会いしたことにも触れています。

幼い頃の皇后陛下の記憶がある上川外務大臣って、皇位継承問題について本音ではどのように考えているのだろう?
Re:上川大臣はどう思っているのか?
  • 1/3管理人 〔管理人〕  
  • 2024-05-01 14:24
>幼い頃の皇后陛下の記憶がある上川外務大臣って、皇位継承問題について本音ではどのように考えているのだろう?

朝ドラ見ていらっしゃる?
今朝、あの嫌みな記者が「○○事件で(内閣が)総辞職したのではなく、総辞職させるために○○事件を起こしたんだ」って言ってました。
敬宮さまは今就職なさったばかり、最低でも3~4年くらいはお勤めされないと「腰掛けだ」って言われる。
水面下で用意しておいて一気に!
辞めさせたくても次がいないんでそのままになってる岸田ではやれないだろうし、野党では根回しが出来ない。
あまり早くからはっきりさせるとお命危なそうだもの。
Re:Re:上川大臣はどう思っているのか?
  • 手白香
  • 2024-05-01 15:48
  • edit
朝ドラ、もちろん見ていますよ!
本日のあの記者のセリフ、本質を突いていたので思わず頷いてしまいました。
(大本営発表を垂れ流すだけの今の宮内記者会見中には、理解不能かもw)

>水面下で用意しておいて一気に!
>辞めさせたくても次がいないんでそのままになってる岸田ではやれないだろうし、野党では根回しが出来ない。

そう、皇室問題に関しては、野党には手に負えないと思います。
立憲民主が唱える「まずは女性宮家」案を敬宮様御即位への第一歩だと見ている人は、残念なことに今上派にも見受けられる。

でも、1度女性宮家案が通ってしまったら、例え敬宮様が皇室に残れるようになっても、ご結婚などで宮家当主となった場合には内廷から外され、今度こそ鯰夫婦の後ろどころかカコやズルヒソの後ろを歩かされるようになりますよ(嘆)

「女性皇族が婚姻後も皇籍に留まることになっても配偶者や子は一般人のまま」案と、「旧宮家の血を引く男系男子を養子として迎える」案の両論併記が、自民党案ですけど・・・。 
立民も似たような案の両論併記をしていますから、敬宮様に不利なことには変わり無いです。

寧ろ、“自民党で今ダンマリを決め込んでいる人たちこそがキーパーソンなのでは?”などと、私は色々と妄想しています。

ところで、自民党で珍しく、こんなことをブログで表明するベテランが出て来ました。
(ネットでこの記事を取り上げている方が、結構います)

昔の記事では無く、昨日配信されたものですね。

https://funada.org/funadapress/opinion/

何と、女性天皇・女系天皇をハッキリと認めています。

この方、今の夫人(当時は国会議員で元女子アナ)と結婚するまでの経緯がアレでしたけど・・・。
(前夫人と婚姻中に現夫人と付きあっていた。当時の週刊誌の見出しには“政界失×園”との文字が踊っていたっけ)

まあ、その影響で落選したこともありましたから、報いは受けています。
(それに比べて、どれほど悪事を重ねてもお咎めなしの4G連中は、真の意味で自分を省みることなど今後も皆無でしょう)

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さて、この議員が女性・女系天皇賛成っぽいことを語ったのは、昨日のブログ記事が初めてでは無い模様。

その件は、書庫のほうに書いておきますね。 
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